矯正歯科治療の種類

乳歯から永久歯に生えかわる時期に矯正装置を装着し、歯がきれいに並ぶように誘導していきます。

当院では歯磨きのしやすさやつけ心地を重視し、取外し式の装置を優先的に採用。中学生くらいまでのお子さまなら、この方法を選択可能です。

お子さまのうちの矯正治療には、治療中の痛みがでにくい、コストを抑えられる、通院頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。また、早くに治療を行うことで、大人になってからの矯正治療が必要なくなったり、短い期間で済んだりすることもあります。

通院の頻度は２～３ヶ月に1回ですが、受験や塾、部活などで忙しい場合は柔軟に対応するので、お気軽にご相談ください。

装置を歯の表側に装着する、最もスタンダードな矯正治療です。当院では、前歯には目立ちにくい装置を用い、できる限り見た目にも配慮しています。

最大のメリットは、歯に力をかけやすいため、治療期間が比較的短くなること。なるべく短期間できれいな歯並びにしたい方におすすめです。

なお、ご要望があれば一時的に矯正装置を外すこともできます。大切なイベントがある際などは、遠慮なくご相談ください。

ひどい出っ歯や受け口などの顎変形症は、矯正治療だけでは治療不可能なケースもあり、手術と矯正治療を併用した外科矯正を選択します。

当院では、大学病院での外科手術が必要なレベルの顎変形症にも対応可能。外科手術を除き、診断から治療方針の立案と決定、外科手術前後の治療まで一貫して行えます。

矯正専門の歯科医院でも、顎変形症に対応できる歯科医院は限られています。他の医院で治療を断られてしまった方もご相談ください。

※現在、治療中の方が多数につき、顎変形症治療をご希望の方の新規受け入れは一時的に休止しております。

歯の裏側に装置をつける矯正治療です。表側からはワイヤーや金属の装置が見えないので、治療中の見た目が気になる患者さまに適した矯正治療です。

上あごは裏側矯正、下あごは表側矯正をする方法です。前歯が特に目立ちやすい上あごのみ裏側に矯正装置を装着することで、表側矯正と比べて目立たずに治療を進められます。

また、患者様ご本人の苦痛・違和感をかなり低減できます。さらに、全部を裏側矯正にするのに比べて、費用を抑えることが可能です。

取り外しできるマウスピースを使った矯正治療。普段通りに食事ができること、十分に歯磨きができて虫歯リスクを低減できることなどが、主なメリットです。

マウスピースは薄く透明で目立ちにくいので、見た目が気になる方にもぴったりでしょう。

また、「この部分の歯並びだけが気になる」といった場合には、局所的に治療することも可能です。

※ただし、患者さまのご協力が必須となる矯正治療です。一日20時間装置をつけて頂く必要があります。

矯正用のインプラントを骨に埋め込み、そのインプラントを利用して歯に力を加えて動かしていく治療方法です。

これにより、従来の治療法では動かせなかった範囲まで、歯を動かすことが可能になりました。

より審美的に優れた歯並びを実現できる矯正治療で、極度の出っ歯などに適した方法です。

外科処置と矯正治療を併用することで、歯の動くスピードをアップさせ、矯正治療の期間を短縮する治療法です。

期間が短くなるだけでなく、歯や歯の根に与えるダメージが少なくなるというメリットもあります。